みなさんこんにちは、Visutorです。
今日は今までたくさんリクエストがあったアーノルドの基本チュートリアルが完成しましたので、そちらをブログにて紹介させて頂きます。
ArnoldとはSolid Angle(ソリッドアングル)から出ている世界中で使われている言わずと知れたレンダリングです。
mental ray(メンタル・レイ)に代わって、Mayaに標準装備されているアーノルドの基礎を今回はゆっくりと見ていきたいと思います。
担当するのはハリウッド映画で数々の作品を仕上げ豊富な経験のあるVisutorアーティストチームです。
今までVrayの講座はありましたが、Arnoldは初めてなので講座では今まさにアーノルドをスタートする所から授業がスタートしていきます。
ライトやマテリアルや初期設定に必要な事やレンダーのサンプル数など必要な基礎からじっくりと説明されています!
こちらが紹介動画です!
それではコースの中身を見ていきましょう!
授業はアーノルドを開くところからスタートしていきます。
Mayaの初期でついているアーノルドですが、プラグインから開く必要もありますので、そちらを行っています。
次はさっそくレンダリング画像を決めるサンプル数についてみていきます。
レンダリング・ライティングするためにもっとも基礎なクオリティの設定を見ていきます。
サンプルがどういう関係になっているのか、そもそもサンプル数がどのように変化するのか等ゆっくりと解説されています。
続いてもサンプルの続きの話なのですがRay Depth(レイ デプス)の紹介をしていきます。
こちらもレンダーのクオリティやバウンスなどを決める重要なパラメーターになります。
ここの箇所が足りていないと、十分な計算が出来ない場合などがありますね。
Sample(サンプル)についてはある程度の内容をカバーしていきます。
ArnoldはCamera(AA)やDiffuseなど設定箇所が多いように見えますが、一度分かってしまうと非常にシンプルな構造になっています。
マテリアル(質感設定)についても見ていきます。ここではai standard surfaceについて紹介していきます。
アーノルドはマテリアルが少なく、大体の質感をこのシェーダーで表現することが出来ます。
質感を表現をするうえで基本的なパラメーターについて紹介されています。
次はライトについての解説です。まずはフォトリアルを作る上で必要なHDRI(環境光)の説明からスタートします。
ai sky dome lightの使い方からライトのintensity(強さ)やColor temperature(色温度)などから解説がされています。
細かいそれ以外のライトの説明をゆっくりしていきます。
色々な場面で使う事が出来るArea Light(エリアライト)などドームライトには無い設定箇所やライトの形など追加の説明をしていきます。
続いてはカッコいいエフェクトのFog(フォグ)とGoboについて説明がされていきます。
ai Atmosphere Volumeも便利でカッコいいですが、ライト組み合わせなども紹介されていきます。
他にもCameraの機能についてやAOVのPassについても紹介されています。また動画を作る時に重要なMotion blur(モーションブラー)やコンポジティング作業をする際に必要なパスやアーノルドのIPRレンダーなども紹介されています。
アーノルドは比較的簡単なレンダリングですので、コースが終わった後は基礎がスタート出来るかと思います。
授業を終わった後はアーノルドレンダーの基礎が分かって色々出来るようになっているかと思います。
授業は下記のような構成になっています。
Lesson1. イントロダクション 1分48秒
Lesson2. レンダリング設定 5分16秒
Lesson3. レンダリング設定(レイデプス)6分46秒
Lesson4. 質感設定 9分00秒
Lesson5. 環境光(HDRI)7分19秒
Lesson6. ライティング 9分17秒
Lesson7. Fogについて 3分16秒
Lesson8. カメラとレンダーパス 8分46秒
合計51分28秒
授業は約1時間と十分な内容で初心者の方にも分かるように講師の方が基礎をしっかりと教えられています。
チュートリアルは社会人の方でも学生の方でも、好きな所で好きな場所でいつでも学んで頂く事が出来ますので、空いた時間にカフェやご自宅など好きな場所で学んで頂ければと思います。
またMaya初心者には無料でMaya初心者コースもありますので、今まさにMayaをはじめられた方にお勧めのコースになります。
チュートリアルは単体のみの購入も可能ですが、マンスリーコースはVisutor内のすべてのチュートリアルが全て見放題ですので、かなりお得になっています。
レンダリングはMaya&Vrayの基礎チュートリアルや色々なライティング編などもありますので、そちらも一緒に見て頂いても良いかも知れません。
Maya初心者には無料で初心者コースも充実しておりますし、サブスタンスやテクスチャリングのコースも色々と充実しておりますので、興味のある方そちらも是非ご覧ください。