みなさん、こんにちは!Visutorです。
今日はちょっとカッコイイVFX/CG動画のチュートリアルをブログにて紹介したいと思います。
こちらのドローンをコンセプトから作り上げていくチュートリアルで作った同じモデルを使って今度はVFX動画を作って行きます。
使用ソフトはメインにMayaを使って作業してきます。動画は実際に作り方をするところから1からスタートしていきますので、ある程度のCG初心者の方にも勉強して頂けます。
構想を考えるレイアウトから、動きをつけるアニメーション、破壊のエフェクトからレンダリングまですべて順番にノンカットでお伝えしております。
担当するのはハリウッド映画で数々の作品を仕上げ豊富な経験のあるVisutorアーティストチームです。
今まで背景をモデリングからライティング・コンポジティングまで作るコースなどはありましたが、今回はしっかりと動画を作っていく授業になります。
こちらが紹介動画です!
それではさっそくコースの中身を見ていきましょう!
授業はMayaを開くところからアセットを準備したり、全体の構成を説明したりするところからスタートします。
授業で使うアセットやファイルは授業ページからダウンロード出来るようになっています。
さて、まずはさっそく授業がスタートしていくのですが、ハリウッドや世界のVFX/CGでMayaは使われていますが、その中の機能のリファレンスエディター(Reference Editor)と言う便利な機能があるんですが、そちらをまさに講座のスタートから説明していきます。
リファレンスはパイプラインの基礎とも言えるような内容ですので、こちらもハリウッドの制作スタイルと合わせて進められていきます。
続いてはレイアウトと言う作業ををやっていきます。
レイアウトとは、全体の形や配置やカメラアングルを決める、まさに絵を考える作業になります。
絵コンテがあればそれをベースにしたり、カメラの動き方やアニメーションの動き方など全体の流れを決める作業になります。
レイアウトで大まかなアニメーションの動きなども決めていきますが、ここから本格的なアニメーションをつけていきます。
リギング通称リグ(Rigging)と呼ばれるものを前半でつけていきますが、ここからドローンの動きをつけていきます。
カメラの動きもアニメーションと同時につけていきます。
アニメーションの動きを上達させることをポリッシュと呼びますが、しっかりと見た目が合うように微調整などしていきます。
アニメーションとカメラの動きが決まったら、次は動画の見た目を向上させるためにエフェクトと呼ばれる作業をしていきます。
破壊や洪水などを担当するエフェクトですが、ここでは簡単にMayaに入っているBulletと言う物をつかってShutterや破壊のエフェクトをつけていきます。
アニメーションのパートでレーザー光線などを飛ばしたので、それに合わせてオブジェクトを吹き飛ばしていきます。
そしてエフェクト(Effect FX)が終わったら最終のCG工程である、ライティングの作業を開始していきます。
ここからは色々なレンダーで使われている簡単でクオリティの高いライティング、フィズィカルスカイ(Physical sky and sun)と言う物を使って行きます。
太陽の向きを傾けるだけで、晴れの日や夕日などを再現できる便利な照明機能になります、この機能についても1から説明が授業でされています。
そして、最後にはレンダリングの設定やファイナルの動画としてバッチレンダー(Batch Render)までやっていきます。
また動画の再生の仕方や連番のやり方からアニメーションと最終チェックをしていきます。
そしてついに完成です!
動画のシーケンス(Sequence)フレームをレンダリングするのはマシーンを走らせ続けないといけないので、時間もかかり大変ですが、完成した動画を見るとやっぱり動きあって面白いですね!
色々な工程があって作業の幅が多いですが、全ての授業を終わった後はVFX動画の作り方などかなり理解が出来るようになります。
また授業は下記のような構成になっています。
Lesson1. イントロダクション 1分13秒
Lesson2. リファレンスエディター 7分19秒
Lesson3. レイアウト 10分18秒
Lesson4. アニメーション1 17分50秒
Lesson5. アニメーション2 11分14秒
Lesson6. 破壊エフェクト 9分23秒
Lesson7. 破壊エフェクト2 4分42秒
Lesson8. ライティングフィズィカルスカイ 5分26秒
Lesson9. レンダリング 10分35秒
Lesson10. ファイナル 2分22秒
合計:1時間20分22分
授業は1時間20分と十分な内容で初心者の方にも分かるように講師の方がスッテプ・バイステップでしっかりと教えられています。
チュートリアルは社会人の方でも学生の方でも、好きな所で好きな場所でいつでも学んで頂く事が出来ますので、空いた時間にカフェやご自宅など好きな場所で学んで頂ければと思います。
またMaya初心者には無料でMaya初心者コースもありますので、今まさにMayaをはじめられた方にお勧めのコースになります。
チュートリアルは単体のみの購入も可能ですが、マンスリーコースはVisutor内のすべてのチュートリアルが全て見放題ですので、かなりお得になっています。
レンダリングはMaya&Vrayの基礎チュートリアルや色々なライティング編などもありますので、そちらも一緒に見て頂いても良いかも知れません。
Maya初心者には無料で初心者コースも充実しておりますし、サブスタンスやテクスチャリングのコースも色々と充実しておりますので、興味のある方そちらも是非ご覧ください。