皆さん、こんにちは!Visutorです。
今日は、Visutorオンラインコースやマンツーマン授業を経て、イラストレーターとして仕事でCGを役立てた、水色アボカドさんのインタビューをお届けします。
水色アボカドさんはプロのイラストレーターで、仕事での活用やコンセプトアーティストなどの目標をベースにVisutorなどを使いほとんど独学でCGを学ばれました。
実際にコンセプトアートの仕事をしたり、イラストにCGを活用したり、勉強の経緯から仕事での実践までのお話を聞かせて頂きました。
水色アボカドさんは、これからCGを勉強される方や、イラストでの使用例なども貴重な経験をお話されているので、是非参考にして見て下さい。
Q1. CGを勉強されるまでのバックグラウンドを簡単に教えてください
イラストを独学していく中で、よく参考にさせて頂いている複数の2Dイラストレーターが3DCGを多用していることに気が付き興味を持ちました。
調べを進めていくと海外では既に3Dイラストレーターも3DCGを使いこなしていました。元々海外での就職を目指していますが、例えこのまま日本でやっていくとしても10年後には日本の2Dイラストレーターも3Dが必須になっているかもしれないと考え勉強を始めました。
Q2. なぜVisutorの授業を受けようかと思いましたか?
初めに日曜日のみ半年間の専門学校に通ったのですが、到底仕事ができるレベルではなく困っていたところたまたまVisutorのサイトを見つけました。
また、専門学校に比べて学費も安くマンツーマン授業が受けられ海外で活躍されている方に教えて頂ける事を知りやらない理由がないと思い受講しました。
Q3. ポートフォリオの作品制作を簡単に振り返ってみて、どのような感じで最終的に完成までたどりつけたか教えてください
始めの頃は見様見真似で作品を作成していましたが、色んなソフトを使用していくうちに穴埋めのように操作方法を理解していきました。
最後の作品では本当に自分に出来るのか不安でしたが、じっくりと観察と作成を進めていくうちに構造を理解しなんとか形にすることが出来ました。
Q4.(独学での)勉強時間を教えて下さい。また、どのくらいの期間で作品を作成出来ましたか?
授業を受ける半年間は本気で学ぼうと思ったので1日10時間程度は作業していました。出来る日は20時間程触っていたと思います。
作品は始めは時間がかかっても仕方がないと割り切り1作品2か月程度はかかってしまいました。
Q5. どうやってCGを勉強していきましたか?(独学も含めて)
元々自分の描くイラストに3DCGを使いたかったので、イラストを描くたびに3DCGを作成して練習していきました。
また、上手な方の作品や実物を見てよく観察したりyoutube等に上がっている作成の仕方などを見て研究しました。
Q6. 独学で勉強している事の良さと難しさを教えて下さい、また仕事(学校)と勉強の両立についても教えて下さい。
まず一番は仲間がいない事です。基本的に自分と同じことを学んでる仲間がいないので競い合うライバルも励ましてくれる仲間もいません。
先生も自分から行動を起こさない限りはいないのでとにかく自主性の高さが求められると思います。
ただ、自ら行動を起こすことさえできれば仲間や先生はもう周りにいます。身の回りにあるもの、好きなクリエイターさんその他すべてがライバルであり仲間であり先生です。
これは独学だからこそ学校や誰のスタイルに縛られない最高の利点だと考えています。
仕事と勉強の両立に関しては何かを削るしかないと思います。私は趣味と睡眠時間を限界まで削りました。
Q7. フィードバックなどマンツーマン授業も含めてVisutorのおすすめポイントを教えてください
忙しくても動画やマンツーマンで進められるので自分のペースで進めることが出来ます。
また、実際に活躍している方に直接作品を見せてもフィードバックが無いことがあるので確実に頂けるという点でおススメです。
授業を進める中で忘れてしまったことがある場合でも何度も見返すことが出来き、バグが多い3Dの作業を進める中で対処法等をご教授いただけるのもとても助かりました。
Q8. イラスト制作において役立った点などがあれば教えてください
今までは形を作るだけで精一杯でしたが授業を進めていくうちにライティングまでサクッと制作することが出来るようになりました。
結果、パースを引いたり難しい立体も描く必要がなくなりスピードとクオリティのアップが図れました。
Q9. CGを学ぶ中でこれから水色アボカドさんのようにご自身で勉強して就職(スキルアップ)を目指したいと思っている方に何かアドバイスがあれば、教えてください
ソフトの値段が高いので敷居が高くなかなか手が出しにくいかとは思いますが、イラストを描く上で見えない部分を立体的に把握することは重要です。
CGを学べばイラスト制作するときも自然と立体を思い浮かべながら描くことが出来るようにもなりますし、何より仕事の幅が広がります。
イラストレーターが飽和状態の今、少し違うスキルも持っているととても強いと思います。
そして自分自身の作品作りにおける表現の幅が広がるのは楽しい事間違いなしです。
Q10. これからCGアーティストとしての目標を教えて下さい
最近ずっと目標にしていたコンセプトアートのお仕事を頂いたり少しずつ作品も見て頂けるようになりました。
とても嬉しい気持ちでもありますが、更に多くの方に見ていただくためにも海外での就職を目指しているという点も併せてまだまだ荒削りなスキルを磨いていこうと考えています。
そして何よりもいつまでも自分の表現したいものを作り続けられるアーティストでありたいと思います。
水色アボカドさん、インタビューのご協力ありがとうございました!
イラストレーターでさらにスキルを伸ばそうと言う考えや、実際の実践の仕方や、時間をかなり費やした勉強の仕方など、既にプロである方の凄さが感じられました。
イラストでのCGの活用例は今後ももっと増えてくるかと思いますし、今後CGを学ぼうと目指している方などにも向けても素晴らしいインタビューでした。改めて貴重な経験のお話をありがとうございました。
こちらに水色アボカドさんのお仕事のページやTwitterなどご紹介させて頂きます。
水色アボカド氏(イラストレーター)
Webサイト:https://www.mizuabo.com/
Twitter:https://twitter.com/mizuabo77
これからもさらなるご活躍を期待しております!
Visutorではまったく1からのCG初心者に向けてから、ハリウッド業界で今使われている技術など幅広くCGを学べます。教えている講師は、全員ハリウッドVFX業界の現役講師やベテランの講師たちです。
またマンツーマン授業では、その講師と1対1の授業を受けられます。
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それではまた次回のブログでお会いしましょう!