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みなさんこんにちはVisutorです。

本日はサブスタンスデザイナーの日本語チュートリアル
サブスタンスデザイナーの基礎コース」、「サブスタンスデザイナーコンクリート作成編」に続き新しいチュートリアルをご紹介したいと思います。

前回の基礎編と応用編に続き、今回はプロシージャルテクスチャでも使い勝手の良い木のタイルの製作をしていきます。

こちらのコースはサブスタンスデザイナーでのプロシージャルテクスチャの製作をより深く学ぶ事が出来ます。

授業の担当は、いつも通りハリウッド映画やさまざまなCG/VFX業界で経験のあるVisutorアーティストチームです。

チュートリアルの講座の内容は、プロジェクトの設定のスタートからスタートしていき、全体の概要の説明やはじめのノードの作り方などを説明していきます。

全体の製作の手順をしっかりとひとつひとつチュートリアルでは進めていきますので、講座を終了した後にはしっかりとした理解を得ることが出来ます。

チュートリアルでは他のVisutorのコースと同じく、教える内容などプロセスは飛ばすことなく、最初から最後までアーティストがじっくりと教えています。

こちらがコースのプロモーションビデオです!

それでは実際にコースの中身をご紹介していきたいと思います。

コースはまず作るものの概要と手順の説明からスタートしていきます。

写真はすでに講師の方が作ったものなのですが、今回はこちらの製作をはじめていきます。

ここからプロジェクトの設定と作成をしていきます。


まずは木のタイルの目安となる、大まかな分け目や分かれ目を作って行きます。

まずはタイルジェネレーター(Tile Generator)とグラディエントリニアー1(Gradient Linear 1)を作ってノーマル(Normal)の作成をしていきます。


ノーマルでのある程度の分け目が表現できれば次に、木の高低差を出すハイト(Height)のコントロールもしていきます。

高低差や高さのバランスが出来る事によってより木(Wood)のマテリアル(Material)に立体感が出ます。


トランスフォーム2D(Transform 2D)やおなじみのブレンドノード(Blend)を使ってノードを重ねて作っていきます。


ある程度のオブジェクトの形が出来た所でAO、アンビエントオクルージョン(Ambient Occlusion)を重ねていきます。

AOを重ねる事によってより深いディティールが見えてきます。


ある程度のおうとつなどの表現が完成した後に、カラー(Color)の全体ベースカラー(Base Color)を設定していきます。

エッジを取るノードのエッジデティテクト(Edge Detect)やグランジマップ(Grunge Map)などを使って全体の色調などを表現していきます。

また木目なども追加にデティールを加えていきます。


ベースのカラーにもどんどんとバランスを加えていきます。

ダート(Dirt)やカーバチャー(Curvature)などのマスク(Mask)なども加えてディテールを加えていきます。


続いては色の反射を決めるリフレクション(Reflection)などをここでは決めていきます。

ラフネス(Roughness)の値をメインに慎重に設定していきます。


せっかくの床の木目タイルなのでラウンドキューブ(Rounded Cube)からプレーン(Plane)でも見ていきます。

床にすると見た目がかなりそれっぽくなってきています。


そして、ラウンドシリンダー(Rounded Cylinder)に変更して完成しました!

木のマテリアルとしては十分な内容に仕上がっているかと思います。

授業は下記のような構成になっています。

Lesson 1. イントロダクション(1分15秒)
Lesson 2. スタート(タイルジェネレーター)(8分55秒)
Lesson 3. 木目パターン1(5分51秒)
Lesson 4. 木目パターン2(9分49秒)
Lesson 5. AO、Bump調整(6分24秒)
Lesson 6. ベースカラー(8分52秒)
Lesson 7. 汚れの調整(7分19秒)
Lesson 8. ラフネス(4分52秒)
Lesson 9. ディテールアップ1(6分7秒)
Lesson 10. ディテールアップ2(9分17秒)

合計: 1時間8分41秒

内容も1時間以上とあり、しっかりとした内容になっています!

チュートリアルはいつでも好きな時間に見る事が出来ますので社会人や学生の方でもいつでも好きな所で好きな時間にご覧頂くことが可能です。

サブスタンスデザイナーの基礎コースが終わった方実際の複雑なマテリアルを作ってみたい方に是非おススメのチュートリアルです。

チュートリアルは単体のみの購入も可能ですが、マンスリーコースはVisutor内のチュートリアルが全て勉強し放題で、かなりお得になっています。

Substance Designerのチュートリアルは、基礎をしっかりと学べる基礎編から、こちらの木目と似ているコンクリートマテリアル作成編などもあります。

またサブスタンスペインターのチュートリアルは、基礎編から応用編と数種類ありますので、この際にサブスタンスペインターも一気に学ぶのも面白いと思いますので、興味のある方は是非ご覧ください。