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みなさんこんにちは、Visutorです。

本日はCG/VFXチュートリアルSEモデル第3回の紹介をしたいと思います。

前2回のブログで紹介したSFモデリングチュートリアルUV展開&サブスタンスペインターチュートリアルに引き続いて

Maya&Vray&フォトショップによるフォトリアル・ライティングコンポジティング日本語チュートリアルのご紹介です。

こちらが今回作って行くファイナルイメージ(完成図)です。

チュートリアル担当は、いつもどおりハリウッド映画やさまざまなCG/VFX業界で経験のあるVisutorアーティストチームです。

前回のチュートリアルでMayaによるモデリングやUV展開やサブスタンスペインターによるテクスチャリング作業が終わった所から
フォトリアル(Photo real)なイメージをつくるMayaとVrayによるライティング・レンダリング作業をメインに授業が進んで行きます。

チュートリアルは実写のプレートを背景としてモデルと組み合わせる構図や構成などからスタートしVrayによる実写のフォトリアルなライティングや
Photoshopによるコンポジティングなどをしっかりと学習する事が出来ます。

チュートリアルはVisutorの他と同じく、プロセスは飛ばすことは一切なく、最初から最後までアーティストの方がじっくりと教えられています。

実際に海外やハリウッド作品で行われているプロセスをメインに授業が進みます。

クオリティのあるモデルとサブスタンスペインターによるテクスチャリングをVrayでしっかりとしたアセットに仕上げるルックデヴ(Look Development)という作業や
背景と合わせるレイアウト(Layout)的作業やライティングをして、コンポジティング(Compositing)にする一連の作業をしっかりと学ぶことで、
ビジュアルエフェクト(Visual Effect VFX)に対してより深い内容を学ぶ事が出来ます。

また前モデリングコーステクスチャリングコースで自分で作ったモデルを使って授業を進めることも可能ですし、
前回のコースを受けていない場合でも配布モデルを使って今コースを受講する事も可能です。

こちらがコースの紹介ビデオです。

それでは実際にコースの中身をご紹介していきたいと思います。

コースはモデリングとテクスチャリングをセットアップするルックデブ(LookDev)作業からスタートしていきます。

まずはプロジェクトの設定であるVrayのレンダリング設定からスタートしていきます。

コース全体の説明からはじまり、1ステップづつ丁寧に進んで行きます。

アセットをシェーダー・シェーディング(Shade Shading)に合わせるためにまずは、ベースとなるライティング、イメージベース環境光(HDR)の設定をしていきます。

この際にも気をつけるポイントやカメラなども置いて行きます。

続いてはハイパーシェード(Hypershade)でマテリアルを使って調整していきます。

テクスチャをデフューズ(Diffuse)やスペキュラー(specular map)、リフレクション(Refection)やバンプマップ(Bump map)などにしっかりと割り当てて行きます。

シェーディングのパラメーターを調整して、フラッシュライトやメッシュライトなどもオブジェクトにおいて行きます。

ガラス(Glass)の値などもここで調整していきます。ルックデヴとしてもキレイな仕上がりに出来上がってきています。

ライトなどの調整が終わったら、今度はシーンセットアップ(Scene setup)をしていきます。

カメラ(Camera)を置いて行き、フォーカルレングス(focal length)やオブジェクトの配置レイアウトなどをここでは調整して行きます。

オブジェクトの配置が終われば、環境光(HDRI)を置いて、ライティングを設定しますが、この際にも必要なことやドームライト(Dome light)などについてもふれていきます。

実写プレート(Plate)との兼ね合いやライトの合わせ方など、ここからゆっくりと進められて行きます。

3点照明スリーポイントランディング(3 point lighting)という手法をメインに、レクタングル(Rectangle Light)などを使って

キーライト(Key light)、フィルライト(Fill light)、リムライト(Rim light)を置いて行きます。

ライティングはリアルなCGイメージを生成するためには重要なステップなので、ここではライトの置き方などの微調整を行います。

ライティングの際にはレンダーパス(Render pass)と呼ばれるものもコンポジットする際には重要になってくるので、
ここでは、コンポジティング用の素材作成やノイズ(Noise)などを各パスごとチェックします。

またレンダリング前には、Vrayのレンダリング設定(Render setting)のサンプルの調整や

レンダーエレメント(Render Element)もバッチレンダリング(Batch rendering)をする前にしっかりとチェックをしています。

それ以外にもシャドウ(shadow)やその他のノイズなども見て、いよいよバッチレンダリングをします。

通常のVFXであれば、合成コンポジティングはNukeなどのソフトを使うのが一般的ですが、ここではPhotoshopを使ってコンポ作業を行っていきます。

ベースの1枚絵の合わせ方など紹介しています。

そして完成です!!実写のプレートにレンダリングが重なって良い見た目に仕上がっていると思います。

合計11時間の3回の授業のラストがキレイな1枚に仕上がっています。

 

チュートリアルは、モデリングからスタートするとかなり長いですが、今回のライティング&コンポジティング辺も
ひとつひとつ丁寧に説明されており、非常に分かりやすい内容となっています。

 

自分のモデルをカッコ良くライティングしてみたい方モデリングから1枚絵をちゃんと作って見たい方

またモデリング・テクスチャリングコースが終わった方Vrayの基礎編・応用編が終わった方に是非おススメのチュートリアルです!

チュートリアルは単体のみの購入も可能ですが、マンスリーコースはVisutor内のチュートリアルが全て勉強し放題で、かなりお得です!!

この際にモデリングから一気に学ぶのも面白いと思いますので、興味のある方は是非!

 

またSFドローンモデリングチュートリアル・サブスタンスペインターチュートリアルの紹介ビデオはこちら。