Visutor Contents

みなさんこんにちは!本日は新しい中級~上級チュートリアルのご紹介です!Maya2023&SubstancePainterを使ってリアルなプロップテクスチャ・ライティングを学ぶ授業になります。授業は前半編のモデリング編と繋がってますので、モデリングとセットでコンプリートして頂く事が可能です。今回の授業から参加される方に向けてデータが配布されていますので、この授業よりいきなりスタートして行く事も可能です。

Arnold基礎編サブスタンスペインター基礎・中級編などを終わった方に向けて、どのようにハイクオリティのテクスチャ、質感を作って行くのか、レベルの高い見た目の作り方や実際のプロの作り方を勉強して行く事が出来ます。

最初のプロジェクト設定からコンポジティングの完成まで内容は飛ばすことなく全て授業で行っていきます。中級~上級編なのでソフトの基本操作方法などは省いているので、基本操作などに関しては無料のMaya基本コースなどをご覧ください。また授業で使うモデルやテクスチャなどはコースに付属してきます。

授業担当は、ハリウッド作品に多く関わってきたVisutorアーティスト陣です。こちらがプロモーションビデオになります。

それでは授業の中を少し解説していきます!

今回は前回のモデリングからの続きですが、今回の授業からスタートする方に向けてプロジェクトの設定からスタートしていきます。またテクスチャやモデルのデータなども配布されているので、 授業ページよりダウンロードして頂けます。

まずはモデルをUV展開する所からスタートしていきます。後のテクスチャの工程でしっかりペイントする事を考えて、方向など気を付けて行きながら展開していきます。また今回は前回同様に 中級~上級者向けとなっているので、簡単なMayaのモデリング機能などの紹介は無いので、簡単な操作や基本に関しては無料のMayaコースサブスタンスペインター基礎編などをご覧ください。

続いてサブスタンスペインター(Substance Painter SSP)の作業に入って行きます。ベイク(Bake)の作業などを行った後に、ゆっくり資料を見て行きながら、細かい観察を行い、あまり多くのマテリアルやテクスチャを使わずに限られた物を効率よくマテリアル設定を行っていきます。

基本はマスクやジェネレータでの作業をベースにして行きますが、金属の削れなどスクラッチ(Scratch)などはポイントでのペイント作業を行っていきます。他にもプロシーディアル テクスチャ(procedural textures)などを使って質感を向上させていきます。

テクスチャ作業が終わったら、次はいよいよMayaによる質感設定のルックデヴ(Look Deployment)を行います。サブスタンスペインターから出力したテクスチャをアーノルド(Arnold)で調整して聞きます。メインはAI スタンダードサーフェス(Ai Standard Surface)を使っていきます。

細かいデティールなどに関してはディスプレイスメント(Displacement)マップなどを使って表現していきます。金属の質感もメインのシェーダー以外にもマップなどのノード(Node)を微調整してとても良い感じに仕上がってきました。

どんどんマテリアルをブラッシュアップしていきます。傷などの要素などはブレンドマテリアル(Blend Material)などを使って複数のマテリアルを重ねて行きます。違う質感などマスクを使って追加のマテリアルで表現していくと楽に質感を重ねて行く事が出来ます。キレイな金属の剥がれが表現されています。

続いて配布されているテクスチャを使って背景の設定を簡単に行っていきます。質感設定が終わった段階でライティングもここで追加など調整していきます。またカメラの配置やちょっとしたポーズなども付けて行きます。

質感設定が終了したら、レンダリングを調整して行きます。まずはレンダーノイズ(Render Noise)を消すためにサンプルを調整して行きます。またフォトショップ(Photoshop)で簡単なコンポジティングをするためにパス(Pass)もいくつか保存していきます。また影も別にシャドウパス(Shadow Pass)として出力します。

そして出力されたイメージの素材を合わせて行きます。とくにレンダリングと大きく違う訳では無いのですが、微妙なパスの調整や、影を追加で足したり、最後に簡単に色を合わせたりなどして行きます。

そしてついに完成です!このようにみると前半のモデリングで細かく作ったエッジがとてもきれいに作れている事が分かります。また金属の質感もしっかりと作られている事が分かります。

ここまで全1時間33分38秒と言うコンパクトな内容に収まっています。内容は中級~上級な内容となっており、作業に関しては全ての工程が紹介されています。プロがどのようなマテリアルを組んでいくのかなどをしっかりと学んで頂く事が出来ます。

また授業は細かくは下記のような構成になっています。

Lesson 1. スタート UV展開 バレル (9分31秒)
Lesson 2. UV展開 ボディーベース (8分26秒)
Lesson 3. UV 並べ方 (7分20秒)
Lesson 4. サブスタンスペインター セットアップ (6分11秒)
Lesson 5. サブスタンスペインター ベースマテリアル (6分41秒)
Lesson 6. サブスタンスペインター メタル仕上げ グリップ (12分25秒)
Lesson 7. サブスタンスペインター マスク (5分35秒)
Lesson 8. ベースライティング・マテリアル設定 (6分10秒)
Lesson 9. 金属、グリップ マテリアル設定 (7分37秒)
Lesson 10. スクラッチマテリアル、背景ライティング設定  (8分7秒)
Lesson 11. マテリアル仕上げ  (5分46秒)
Lesson 12. ライティング・コンポジティング (9分49秒)

合計 1時間33分38秒

使用ソフト: Maya 2023 Photoshop

テクスチャーライティング以外にも前編のモデリング編フォトリアルな部屋を作るコースや基本のサブスタンスペインター基礎編なども充実しておりますので、コース全体などそちらも是非ご覧下さい。

チュートリアルは、視聴しながら同じ事が出来るようにモデルやテクスチャのデータは授業に付属してきます。

CG初心者には、無料で初級MayaコースCG初心者におススメ!Mayaのはじめての使い方日本語チュートリアル!!」を受講する事が出来ます

チュートリアルは社会人の方でも学生の方でも好きな時に好きな場所で見て頂く事が出来ますので、空いた時間や様々な場所でご自由に学んで頂けます。

チュートリアルは単体のみの購入も可能ですが、マンスリーコースはVisutor内のすべてのチュートリアルが見放題ですので、かなりお得になっています。

見放題のチュートリアル以外にも海外アーティストが教えてくれるマンツーマンコースやモデリングやテクスチャリングのコースなども充実しておりますので、興味のある方は是非そちらもご覧ください。